【ディレクター取材】ディレクターになるために徹底したい2つのこと

【ディレクター取材】ディレクターになるために徹底したい2つのこと

今回はWebライター、コンテンツディレクターとして活躍中の佐藤那奈子さんにインタビューしました。

お仕事に興味はあるものの、「ディレクターの依頼がこないな」という、ライターも多いのではないでしょうか。

Web業界2年目でコンテンツディレクターになった佐藤那奈子さんに、きっかけを尋ねると、「こちらから声を掛けました」とのこと。

こちらから積極的にコミュニケーションをとること、レスポンスの速さや納期を守る必要性を学びました。詳しくご紹介します。

 

佐藤那奈子さんのご経歴

――まずは自己紹介をお願いします

佐藤那奈子と申します。私は、フリーランスを始めて3年目になり、現在はコンテンツディレクターとして活動中です。

 

――どのようなきっかけでWebライターを始めましたか?

海外(教育系)の就職が決まっていましたが、コロナ禍のため内定の取り消しを受け、仕事がなくなってしまったことがきっかけです。次をどうすればいいのか悩んでいたとき、Webライターの仕事に出会いました。

当時、気持ちを切り替え、フリーランスの「Webライター」として再スタートしています。いま振り返れば、やってみたらなんとかなるものですね。

 

――内定取り消し!とてもショックな出来事でしたね。未経験からWebライターのお仕事を始め、慣れるのも大変だったのではないでしょうか。

そうですね。未経験から始めたので、いろいろ戸惑いました。身近にライターをしている方もいません。

そのため、SNS、YouTube動画を見たり、本を読んだり。徹底的に調べて、知識を取り入れてから挑戦しています。

最初はクラウドソーシングから案件を獲得していました。実績を作っていくうちにSNSからもお仕事の依頼をいただけるようになり、そちらがメインになっています。

 

ディレクター業務について

 

 

――ディレクターを始めたきっかけを教えてください

Webライターを続けていくうちにディレクターの仕事に興味をもちました。続けていくうちにライティングチーム「Any Where」とご縁ができ、「ディレクターに挑戦したい」とこちらからお伝えしました。現在は希望通り、ディレクターとしてフルリモートで従事しています。

 

――ライティングチーム「Any Where」は、どのような業務内容をされていますか

フリーランスをはじめ総勢10名からなるライティングチーム「Any Where」。

 デジタルマーケティング領域・転職エージェント・英会話教室・事業会社・家具/インテリア・BtoB、BtoC問わずさまざまなプロジェクトに専門領域を担うディレクター、ライターが対応しております。

 コンテンツSEOによる記事の作成だけでなく、Web制作、オウンドメディアの運営などにも精通しております。

 ロングテール戦略で前年比2倍のお問い合わせを獲得した事例など、多数の実績がございますのでお気軽にお問い合わせください。

 

――ディレクターのお仕事で大変だったことはありますか

そうですね。文面だけでは、感情のニュアンスを伝えるのが難しいなと思いました。クライアント、ライターに対してもしっかりコミュニケーションを取り、良いコンテンツができるよう心掛けています。

 

――ディレクターの業務内容を教えてください

私たちのチームは、ジャンルに縛られず、さまざまなご依頼を引き受けています。

メインとなっているのは主に新規メディアのディレクター業務です。最近は企業のオウンドメディアの依頼も増えました。メディアを通じて集客を目指している方のために、より具体的なコンテンツマーケティングを行っています。

 

~佐藤さんのディレクター業務内容~

  1. クライアントとKGIを決める (どのくらいの集客をゴールにするのか)
  2. クライアントとKPIを決める (KGIに対して月どのくらいのPVを目指すのか)
  3. クライアントと企画を決める (どのようなコンテンツにしたいのかヒアリングする)
  4. ライターに渡すための資料を準備する (SEOのマニュアル、レギュレーション準備)
  5. キーワードを選定する
  6. 構成を作る     (納期などの確認をする)
  7. ライターへ執筆依頼 (構成書、SEOのマニュアル、レギュレーションなどを送る)
  8. ライターの原稿のチェック (修正が必要であればフィードバックする)
  9. クライアントへ納品

 

ライティングチーム「Any Where」では、データや数字を重視し、価値を生み出しています。先入観にとらわれず、ファクトベースの建設的な議論をもとにコンテンツを構成。クライアントに対し、本質的に価値のあるサービスを提案しています。

 

お仕事のやりがい、ディレクターを目指している方へ

――得意な仕事、やりがいに感じていることを教えてください

私は構成を作るのが得意です。

クライアントからメディアの構築を依頼されたときに、まずはKGIを決めます。そして、KPIを決めるときに、私はクライアントのサイトにアクセスしたお客様の動向を分析し、CVを多く出しているページを調査。

そのうえでSEO対策をして、クライアントのお客様が検索しそうなキーワードをもとに構成を作成しています。大変な作業ですが、とてもやりがいのある仕事です。

クライアントから熱い思いを聞くたびに、「良いコンテンツを作りたい」という気持ちが湧いて頑張れます。クライアントの期待値以上のコンテンツができるよう、奮闘中です。

 

――現状のライターチームの魅力や特徴を教えてください

ライターは10名ほど在籍し、一緒に働いています。主婦や副業の方など、バックグラウンドはさまざまです。コミュニケーションを取ること、モチベーションを保つことを忘れないように心がけています。

 

――これからディレクターになりたい方へ

私がディレクターのチャンスをもらえたのは、「当たり前のこと」を当たり前にこなしてきたからだと思います。これはディレクターだけではなく、どんな仕事にも共通して求められることです。

 

~ディレクターになるために徹底したい2つのこと~

・素早いレスポンス
クライアントやライターからのメールに対し、すぐ返事をするように心がけましょう。レスポンスがはやいと相手に安心感を与えます。

・納期を守ること
決められた納期を守ることが大切です。ディレクターになると複数人がプロジェクトに携わるようになるため、トラブルがあったとしてもすぐにスケジューリングができる能力が必要です。

事前に余裕をもったスケジュールを考えましょう。

また、Webライターで活躍している方で、将来的にディレクターのポジションになりたいという方はクライアントに積極的な意思表示をしていくことをおすすめします。

――ありがとうございます!佐藤さんのように、ただディレクターのオファーを待つのではなく、意思表示をすることが大切ですね。積極性、コミュニケーション力のアピールもでき、きっかけにつながるのかもしれません。

 

ライティングチーム「Any Where」フリーランスをはじめ総勢10名からなるライティングチーム「Any Where」。

 デジタルマーケティング領域・転職エージェント・英会話教室・事業会社・家具/インテリア・BtoB、BtoC問わずさまざまなプロジェクトに専門領域を担うディレクター、ライターが対応しております。

 コンテンツSEOによる記事の作成だけでなく、Web制作、オウンドメディアの運営などにも精通しております。

 ロングテール戦略で前年比2倍のお問い合わせを獲得した事例など、多数の実績がございますのでお気軽にお問い合わせください。

Twitterアカウント:Any Where代表 渡辺様

監修者プロフィール

川俣 貴裕
川俣 貴裕株式会社IT&Plucktice 代表取締役
【プロフィール】
・新卒でアクセンチュア株式会社に入社し、2019年に株式会社IT&Pluckticeを創業
・SEO記事制作現場におけるマッチングの課題感を解決すべく、ライティング人材に特化したマッチングサービス「ミライトマッチ」を立上げ・運営

【実績】
・Webマーケ会社にて、複数SEOメディア事業の立ち上げ、収益化に貢献
・2021年に「ミライトマッチ」をリリースし、1900名以上のフリーランスを集客。企業と人材のマッチング率は約90%を誇る

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