【ディレクター取材】Webビジネスに関わる人はプラスアルファで何か強みを持つべき

【ディレクター取材】Webビジネスに関わる人はプラスアルファで何か強みを持つべき

今回は、デザイナー、「デザイントースト」のチーフメンター、 Webディレクター、スタートアップ企業の裏方など多彩な業界で活躍中のふぁむ子さんをインタビューしました。

ふぁむ子さんは20年前から、「パソコン1台あれば、世界中のどこにいても仕事ができるのではないか」と考え、勉強していたといいます。「これから在宅ワークをしたい」「デザインが好きだけどなにから学んで良いのかわからない」方は、デザイントーストに通ってみるのも良いかもしれません。

これからのWebビジネスは語学に限らず、プラスアルファで何か強みがあることが必要であるということ。Webビジネスの先陣を切ったふぁむ子さんだからこそわかるコミュニケーションの必要性など、詳しくご紹介していきます。

 

 

ふぁむ子さんお仕事のご経歴

――まずは、どのようなお仕事をされているのかご経歴を教えてください。

Web、グラフィックのデザイナーとして20年以上のキャリアがあり、現在は『デザイントースト』のチーフメンターをしています。 ほかにも、Webディレクター10年以上勤務。スタートアップ企業の裏方として9年携わっていました。

 

――Webビジネスをはじめたきっかけを教えてください。

大学卒業後は営業事務のお仕事をしていました。しかし、業務や人間関係が厳しく、通勤するのもつらかったことを覚えています。転職しようと思っていたときにWebデザイナーという仕事に出会い、興味をもちました。

20年前、私は「これからはパソコン1台あれば、世界中のどこにいても仕事ができるのではないか」と考え、Webスクールに通いました。WebデザイナーにWebディレクター、ベンチャー企業の立ち上げなど。その後の実績を積んでいくうえで、必要な知識だったので、学んで良かったなと思います。

 

――すごいですね!20年前にはすでにWebビジネスの可能性を感じていたんですね。

ありがとうございます。勉強していたからこそ、今の仕事につながっているなと思います。

私は、結婚出産を機にフリーランスへ転向しました。現在はスイス在住で、育児の合間に在宅ワークを1日4~5時間ほど。インターネットを通して日本からもお仕事をもらっています。

 

 

デザインスクール『デザイントースト』(DesignToast)について

――デザインスクール『デザイントースト』(DesignToast)について教えてください。

デザイントーストはオンラインスクールです。これまで200人以上の受講生を輩出してきました。現在は、20人前後の生徒に対し、私を含めた10名のメンターが講師をしています。

 

~コース・受講期間~
【グループ】
・デザインマスターコース(6カ月)
・ノーコードWordpressコース(3カ月)※2023年開講予定
・セルフスタディコース(3ヵ月~12ヵ月)※2023年開講予定
・[卒業生限定]月額ラボ

【1on1】
・1on1デザインマスターコース(6カ月)

さらに、今後は『ノーコードWordpressコース』も開設予定です!興味のある方はぜひホームページをチェックして欲しいです。

――グループだけではなく、1on1もあるんですね!

はい。オンラインスクールでも「海外在住の方」、「子育て中の方」は、グループで集まろうと思うと難しく、生徒からの要望も多かった個人授業です。昨年の11月から導入されていますが、好きなタイミングで入れると好評です。少人数のスクールだからこそできる強みだと思います。

今は実践的Webスクールが増えたなと思います。ただ中でもデザイントーストは模擬クライアントワークだけでなく、一人でできるようになるために準備プロセスから実践します。競合リサーチなどの本質理解に足りない部分があれば何度も講師に問われ、「美しく、かつ目的に沿ったデザイン」を作る癖付けできるところが特徴です。

生徒は、デザイナー初心者に留まりません。「フリーランスをしている方」、「ディレクターをしている方」など、すでに活躍されている方も自分の領域を広げるために受講されています。ライターもデザインを学ぶと業務領域が広がるのでおすすめです。

 

Webディレクターはコミュニケーション・納期管理が大切

――Webディレクターをはじめたきっかけについて教えてください。

Webディレクターをはじめたきっかけは2つあります。

・人とコミュニケーションをとって包括的に仕事を進めていくことが好きだったから
・1つのスキルを深めるのが苦手で、広く浅くの方が得意だから

自分に向いている職業だなと思いました。ディレクターのレッスンも行っており、生徒へ自分が身につけてきた知識を伝えています。

 

――ディレクターの仕事で得られる経験・やりがいを教えてください。

私がこの20年で学んできた全ての知識がこの仕事に活かせているところにやりがいを感じます。デザインはもちろんですが、サーバー周りの勉強はバックグラウンドの構築に、ライティングの勉強はインタビューに。少しずつ学んで身につきました。

 

――ディレクター業務を行う上で大変なことはなんでしょうか。

そうですね、ディレクター業務を行う上で大変なことは大きく分けて2つあります。

 

・さまざまな方とのコミュニケーションが必要であること

クライアントと社内の間を取り持つ、板挟みのようなかたちです。言いにくいことも時には言わないといけません。例えば過去に、デザイナーが作ったものを実装ができないことがあり、双方に交渉をしなければならないときがありました、そのときは大変でしたね。

・全体を見渡した納期管理が必要であること
プロジェクトに関わる人数が多ければおおいほど、スケジュールに気をつけなければなりません。ディレクターには、細かな臨機応変が求められています。

 

――コミュニケーションが大変とのことですが、ライターとはどのように接していますか。

直接会ってお話をするわけではないので、スキルや姿勢を見るようにしています。仕事は仕事で割り切ることは必要です。それはキツイという意味ではありません。

ライターさんへ感謝すること、信頼することは忘れずにお仕事をしていきたいと思います。

 

 

今後の展望

――今後はどのようなライターが仕事を取られていくと考えますか?

在宅で仕事をしたいという女性は多いと思いますが、一定のスキルや仕事を見つけていくことは大切です。デザインスクールで講師をしていると「ライターもやりたい」という話も聞きます。インターネットを通して世界中の人と会話ができるようになった現代だからこそ、これからは英語(TOEIC)や他の言語ができる方が活躍していくのではないでしょうか。

語学に限らず、Webビジネスに携わる方はプラスアルファで何か強みを作っている人がこれからをリードしていくと考えます。

 

――今後はどのようなに活動していきたいですか。

今後もディレクション、デザインの仕事を続けていきたいと思います。スイスでも仕事を取れるようになっていきたいです。

 

――ありがとうございました。デザイントーストをはじめ、ふぁむ子さんのさらなるご活躍を祈っています!

 

ふぁむ子さんTwitterアカウント

https://twitter.com/femmeco_design

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