Webライターの費用相場|報酬体系や業務範囲と発注前に気をつけるべきこと。

Webライターの費用相場|報酬体系や業務範囲と発注前に気をつけるべきこと。

「Webライターに依頼したいけど、単価設定はどうすればいい…」
「業務範囲はどう決めればいいの…..」
「依頼する上で注意点は?」

Webライターの活用は、コンテンツマーケティングにおいて非常に有効な手段です。

しかし、初めての方にとっては、報酬形態や費用相場、発注時の注意点など、わからないことが多いのではないでしょうか。

この記事では、Webライターの報酬形態や費用相場、発注できる業務内容、発注前に確認すべきポイントなどをわかりやすく解説します。この記事を読めば、Webライターの活用方法を理解し、安心して発注できるようになるはずです。

▼この記事でわかる内容

  • Webライターの報酬体系と費用相場
  • Webライターへの単価の決定の仕方
  • Webライターへ発注できる業務内容
  • Webライターへの発注前に気をつけるべきポイント

Webライターの報酬体系と費用相場

Webライターの報酬体系は、依頼する記事の種類やライターのスキルレベルによって大きく異なります。報酬の決め方にはいくつかの方法がありますので、それぞれの特徴と相場を確認してみましょう。

  • 体系①|記事単価
  • 体系②|文字単価
  • 体系③|時給単価
  • 体系④|成果報酬

報酬①|記事単価

記事単価は、1記事あたりの報酬額が事前に決まっている形式です。ライターは、1記事を完成させることで一定の報酬を得ることができます。記事単価は、記事の内容と質によって異なるのが特徴です。初心者向けの記事から、専門知識が必要な高度な記事まで、報酬額が設定されています。

報酬額(円/記事)
※4000文字を想定
記事の品質
2,000 初心者向け、短い記事
4,000- 中級者向け、標準的な長さの記事
20,000- プロフェッショナル向け、詳細かつ専門的な記事
30,000- 高度な専門知識を要する記事、特定の分野の専門家が執筆

報酬②|文字単価

文字単価は、1文字あたりの報酬が発生する形式です。記事の長さに応じて報酬が増減します。文字単価による記事の報酬は、記事の長さと内容に応じて設定されるのが特徴です。一般的なブログ記事から専門的なレポートまで、文字数にもとづいて報酬が決まります。

文字単価(円/文字) 記事の内容
0.5- 一般的なブログ、短文記事
1.0- 中級者向け、標準的な長さの記事
5.0- 専門的なレポート、詳細な解説記事
7.5〜 高度な専門知識を要する記事、特定分野の専門家が執筆

報酬③|時給単価

時給単価は、1時間あたりの報酬額が事前に決まっている形式です。作業時間に応じて報酬が支払われます。時給単価は、作業内容と専門知識のレベルに応じて設定されるのが特徴です。

初心者向けの簡単なタスクなのか、高度な専門知識を要する作業なのかによって報酬が決まります。

時給(円/時間) 作業内容
1,113-
※2024/7時点の東京都の最低時給
簡単なデータ入力、初心者向けのタスク
1,500- 一般的なリサーチ、標準的な執筆作業
2,000- 専門的なリサーチ、専門知識が必要な執筆作業
3,000- 高度な専門知識を要するタスク、専門家による作業

報酬④|成果報酬

成果報酬は、検索順位に応じて記事の報酬が決まる形式です。検索エンジンでのランキングにもとづいて報酬が設定されます。

特に競争の激しい分野では、上位にランクインすることが難しいので、報酬額も高額になります。多くの場合、一定の期限内でランクインした場合に報酬が支払われます。

ただ、成果報酬型は管理が大変になるのでおすすめはしません。

検索順位 報酬額(円/記事)
1 10000以上(分野やキーワード次第では10万円にいく場合もあり)
2〜5 5000〜10000
6〜10 2000〜5000
11位以下 1000以下

Webライターへの単価の決定の仕方

Webライターへの単価を決定する際には、いくつかの重要なポイントを考慮する必要があります。これにより、公平で適正な報酬を設定し、ライターとの良好な関係を築くことが大切です。

  • 要因①|ライティングのレベル感
  • 要因②|業務のスコープ
  • 要因③|専門性・資格の有無
  • 要因④|記事の種類で決める

要因①|ライティングのレベル感

経験やスキルによって、ライティングのレベル感は大きく異なるケースが多いです。そのため、ライターの経験値やスキルレベルに応じて、単価も大きく変動します。

レベル感別の単価目安
未経験・初心者 0.1円〜2円程度
ある程度の経験 2円〜4円程度
専門性の高い記事を書ける 4円〜10円程度
豊富な経験と高いスキル 10円〜20円以上

未経験・初心者のライターは、文章力や構成力に課題があるため、単価は最低水準となります。ある程度の経験を積んだライターは、読みやすい文章を書くことができるようになり、単価も上がってきます。

専門性の高い記事を書けるライターは、高度な知識と経験をもっているため、さらに高い単価設定になります。豊富な経験と高いスキルをもつベテランライターは、最上位の単価を要求できるでしょう。

このように、ライターのレベルによって単価は大きく変動します。クライアントは、予算と求める記事の質を考慮して、適切なレベルのライターを選ぶ必要があります。

要因②|業務のスコープ

Webライターへの発注において、執筆以外にも取材や編集、校正などの業務が含まれるかどうかによって単価が変わります。そのため、業務内容を明確にし、それぞれの作業にかかる時間と難易度を考慮して単価を設定することが重要です。業務範囲を明確にしないとトラブルの元になる可能性があります。

まず、ライティングの発注時の基本となる業務として、執筆のみの場合は「ライティングのレベル感」を参考に単価を設定します。構成作成と執筆を合わせて依頼する場合もあり、その場合は単価が変動するケースが多いです。

さらに、執筆以外の業務も含めて依頼する場合には追加費用を支払うべきです。これには以下のような業務が含まれます。

  • 取材
  • キーワード選定、分析
  • CMSへの入稿
  • 画像選定・アイキャッチ作成

このように、発注する業務範囲を具体的に明確にすることで、ライターとスムーズにやり取りできるようになり、トラブルを防ぐことができます。

要因③|専門性・資格の有無

専門性や資格の有無も単価を決定する際の重要な要因です。例えば、医療や法律などの専門分野の記事は、専門知識が必要なため、特定の分野に特化した専門性や関連資格をもっているライターは高単価の傾向があります。

専門性の高いライターは、その知識と経験を活かして質の高い記事を提供できるため、これに見合った報酬を設定する必要があるのです。特に、近年のSEOでは権威性や専門性が重要なため、専門分野における最新の情報やトレンドを把握しているライターは、需要が高く単価が上がっています。専門性のあるライターを選ぶことは大きなメリットになるでしょう。

専門性の高い分野の例 (薬機法等)、法律、金融(FP・簿記)、IT(エンジニアリング系の知識)など
関連する資格 薬機法管理者資格、TOEIC、英検、IT関連資格など

要因④|記事の種類で決める

単価は記事の種類によって変動します。その理由は、記事の難易度や専門性、作業工数が記事の種類によって異なるためです。

SEO対策記事はキーワード選定やリサーチが必要で専門性が高いため、単価が比較的高めです。プレスリリースやランディングページは企業の広報やマーケティングに関わるため、さらに高い単価設定となります。一方、モニター記事は比較的単純な作業なので単価は低めに設定されることが多いです。

記事の種類
SEO対策記事 文字単価3円〜10円程度
プレスリリース 15万円〜25万円程度
ランディングページ 5万円〜20万円程度
ホワイトペーパー 10万円〜50万円程度
モニター記事 5,000円〜20,000円程度
取材記事 10,000円〜50,000円程度(文字単価3.3円〜20円程度)

Webライターへ発注できる業務内容

Webライターに依頼できる業務は多岐にわたります。ここでは、具体的にどのような業務を発注できるのかを詳しく見ていきましょう。

  • 業務①|取材・リサーチ
  • 業務②|構成作成
  • 業務③|ライティング
  • 業務④|画像選定・アイキャッチ作成
  • 業務⑤|CMSへの入稿

業務①|取材・リサーチ

Webライターには取材やリサーチ業務を依頼することができます。特に、専門的な内容や深掘りが必要な記事には、徹底したリサーチが不可欠です。取材やリサーチは、記事の品質に大きく関わるため軽視できません。

特に、取材などが必要な場合、ライターにはインタビューのスキルや、正確な情報を引き出す能力が求められます。また、外出を伴うことで単価が高くなる傾向にあります。データ分析や取材等に関してはすでに執筆単価内に含める場合が多いですが、ライターとのあいだで齟齬が生じないように注意を払いたいところです。

取材・リサーチ業務事例
情報収集 インターネット調査、書籍・論文調査、専門家へのインタビューなど
データ分析 統計データや市場調査データの分析
取材 関係者へのインタビュー、企業への取材など

業務②|構成作成

記事の構成作成も重要な業務です。記事の全体像を整理し、論理的な流れを作るスキルが求められます。編集体制によっては編集者やディレクターが実施する場合もありますが、ライター自身が構成の作成方法を理解している場合は、同時に依頼するほうがスムーズです。

構成作成は、記事の肝となる部分です。読者がスムーズに情報を理解できるような記事を作成するには、質の高い構成作成スキルをもったライターに発注することが重要です。

業務内容
ターゲット設定 記事のターゲットとなる読者を明確にする
キーワード選定、テーマ設定 記事のテーマを明確にする
見出し作成 記事の見出しを作成する
構成案作成 記事の構成案を作成する
ボリュームの設定 ページサイズとページ数の決定

業務③|ライティング

もちろんWebライターの主要な業務は、記事の本文を執筆するライティング業務です。依頼者の意図を理解し、適切な文章で読者に情報を伝えることが求められます。ライティングは、たんに文章を書くことだけではなく、ターゲット読者に合わせたトーンやスタイルを考慮することも重要です。

読者の関心を引き、情報を効果的に伝えるためには、日本語への高い理解が求められます。こうしたライティングのスキルをもつ人材は意外と希少であることを念頭に入れておきましょう。

必要なスキル
ターゲットに合わせた文章 ターゲットの属性や興味関心を考慮した文章を書く
SEO対策 検索エンジンに上位表示されやすい文章を書く
読みやすい文章 誤字脱字がなく、句読点の正しい文章を書く
魅力的な文章 読者の興味を引く文章を書く

業務④|画像選定・アイキャッチ作成

記事に合った画像を選定したり、アイキャッチ画像を作成したりするのは、文章作成と同様に大切な業務です。

画像選定やアイキャッチ作成は記事単価内で依頼されるパターンも多いのですが、図解作成に関してはある程度の技術が必要なためデザイナーに発注する場合や、ライターに別料金を支払う場合があります。

実際の業務事例としては以下のようなものが挙げられます。

業務事例
画像選定 記事の内容に合ったフリー画像や有料画像を選定する
アイキャッチ作成 記事の印象を左右するアイキャッチ画像を作成する
図解作成 文章内容を視覚化した画像の作成

業務⑤|CMSへの入稿

完成した記事をCMS(コンテンツ管理システム)に入稿する業務もWebライターに依頼できます。ただし、Wordrpressへの操作経験等が必要なため、別料金を支払うパターンもあります。

CMSへの入稿によって記事がWebサイトに公開されるため、この部分は読者の読みやすさを考慮した記事入稿ができる人材がベストでしょう。ブロガー経験のあるライターだとスムーズです。実際の業務内容としては以下のようなものが挙げられます。

業務内容
HTMLタグの挿入 記事に適切なHTMLタグを挿入する
メタ情報の設定 記事のタイトルやメタディスクリプションを設定する
画像のアップロード 記事に使用する画像をアップロードする
プレビュー確認 記事の表示を確認する
文章の装飾 アンダーラインや見出しボックス等の設置

Webライターへの発注前に気をつけるべきポイント

webライターに記事制作を発注する前に、気をつけておきたいポイントを4つご紹介します。

  • ポイント①|テストライティングを実施する
  • ポイント②|業務範囲を最初に明確にする
  • ポイント③|安く発注しすぎない
  • ポイント④|長期的な付き合いを前提とする

ポイント①|テストライティングを実施する

発注前にテストライティングを実施することをおすすめします。テーマやキーワードを指定し、実際に記事を作成してもらうことで、ライターのスキルやスタイルが依頼内容に合っているかを確認することが大切です。

ライターとクライアント双方にとって、お互いの期待値や相性を確認しましょう。やりとりのなかでコミュニケーション能力などもみることができて、長期的な協力関係を築くための重要なステップとなります。テストライティングの結果をもとにフィードバックを出して改善点を共有したり、そのうえで単価交渉をしたりするのもおすすめです。

ポイント②|業務範囲を最初に明確にする

発注前に、業務範囲を明確に定義しておくことも重要です。業務範囲について双方の認識にズレがあると、スムーズに進行できなくなります。例えば、記事作成を依頼する場合は、「記事作成」と明記するだけでは不十分です。以下の8つのポイントをおさえておくといいでしょう。

記事作成依頼時の業務範囲を伝えるポイント
1 キーワード選定の有無
2 構成作成の有無
3 取材の有無
4 画像選定の有無
5 テキストへの装飾の有無
6 信頼性の高い情報源や参考資料の提出の有無
7 提出方法(CMSへの入稿作業の有無)
8 修正回数

こうした業務範囲は、契約書や業務委託書、発注書などにできる限り詳細に記載することで、ライターに対して具体的なタスクや納期を提示し、トラブルを未然に防げるように努めましょう。

ポイント③|安く発注しすぎない

報酬を低く設定しすぎると、質の低い記事が納品されるリスクが大きいです。そもそも低単価で依頼を受けるライターは不慣れであることが多いですし、ライターのほとんどは複数の案件を並行して請け負っているため、自ずと報酬が高い案件に注力することになります。報酬に見合った所要時間を設定しているライターも多いです。

安価で依頼する場合、納期や品質に問題が発生することがあり、かえって損失を招くことにもつながります。適切な報酬を見極めることは、とても重要です。信頼できるライターを選び、適切な報酬を支払い、ライターがモチベーションを維持できる公正な報酬を設定しましょう。

ポイント④|長期的な付き合いを前提とする

ライターとのあいだに信頼関係を築き、より良い記事を提供してもらいやすくするには長期的な付き合いを前提とすることが望ましいです。長期的な関係を築くことで、ライターはクライアントのブランドやスタイルを深く理解し、記事の品質も維持できるようになります。また、長期的な契約はライターの安定収入につながるため、結果として高いパフォーマンスを引き出せるでしょう。

即戦力ライターならミライトマッチを使うべき

優れたスキルをもつライターを見つけるには、ミライトマッチが便利です。ライターのスキルを判断するには、プロフィールだけでは難しい面があります。ミライトマッチなら、独自の評価※により厳選されたプロのライターを紹介しますので、予算に応じた高品質な記事を提供できるのです。

ミライトマッチを利用することで、適切なライターとマッチングし、プロジェクトをスムーズに進行させることができます。多様な分野の専門ライターが揃っているため、ニーズに応じたライターを見つけることが可能です。

まとめ:Webライターの相場を把握して記事制作に役立てよう

Webライターの報酬体系や費用相場、発注できる業務内容、発注前に確認すべきポイントについて解説しました。この記事を参考に、適切なライター選びと発注を行い、スムーズにコンテンツマーケティングを成功させましょう。ライターとの良好な関係を築くことで、継続的に高品質なコンテンツを作成し、ビジネスの成長につなげることができます。

投稿者プロフィール

山口 耀平
SEO歴5年のSEOコンサルタント。自身のアフィリエイトサイトをグロースさせた経験から、現在は企業のSEM支援を行っている。具体的には、オウンドメディア運用代行、SEO戦略立案、記事制作代行などを実施している。
日本マーケティング学会の会員としても活動をしている。

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