オウンドメディア施策は立ち上げ時の戦略設計や編集体制の構築次第で大きく成果が変わってきます。
費用対効果の高いオウンドメディアを構築し、持続的な成果を創出するためには、綿密な計画と戦略的な実行が不可欠です。
本記事では、オウンドメディア立ち上げにおける全体像を体系的に解説し、読者の皆様が抱える疑問や課題を解消するための指針を提供します。
この記事でわかる内容
- オウンドメディア立ち上げを成功に導く具体的な8つの手順
- 費用相場と内訳
- 体制構築に必要なメンバーとツール
- オウンドメディアの成功に不可欠なポイント
- 具体的な成功事例から学ぶ教訓と戦略
オウンドメディアの立ち上げを考えている場合、運用までを見越した立ち上げが必須です。運用ではSEO対策の知識と専門知識を持ったライターやディレクターの存在が必要不可欠です。ミライトマッチTEAMSでは、プロジェクトごとに以下のメンバーをアサインし、成功確度の高いオウンドメディア運用を支援します。
- SEOに精通したプロフェッショナル
- 専門知識を持ったライター
もし、オウンドメディアの運用でスキルセットのあるメンバーがいないことに悩んでいる担当者の方は、ぜひミライトマッチTEAMSをご検討ください。
さらに、本記事を通して、オウンドメディア立ち上げの全体像を理解し、成功への確かな一歩を踏み出してください。
オウンドメディアの立ち上げにおける8つの手順
オウンドメディアの立ち上げには、綿密な計画と準備が必要です。ここからは、オウンドメディアの立ち上げにおける8つの手順を解説します。
▼オウンドメディアの立ち上げにおける8つの手順
- STEP①|メディア戦略の設計
- STEP②|予算とリソースの確保
- STEP③|サイト設計及び構築の実施
- STEP④|コンテンツ制作のスケジュールの決定
- STEP⑤|コンテンツ制作マニュアル作成
- STEP⑥|各種チームメンバーへの目的共有
- STEP⑦|メディアの公開
- STEP⑧|コンテンツ制作の開始
それでは、それぞれのステップについて詳しく見ていきましょう。
STEP①|メディア戦略の設計
メディア戦略の設計は、オウンドメディア構築の基礎となる重要なステップです。
まずはじめに、誰に向けて情報発信を行うのか、ターゲット層を具体的に定義します。年齢や性別、興味関心など、詳細なペルソナを設定することで、より効果的なコンテンツ制作が可能となります。
また、競合となるメディアを調査し、自社の強みや差別化ポイントを明確にすることも重要です。競合のコンテンツや戦略を分析することで、自社のメディアの方向性を定めることができます。
最後に、メディアの成果を測定するためのKPIを設定します。アクセス数、コンバージョン率、SNSでのシェア数など、具体的な指標を設定することで、メディアの改善に役立てることができます。
STEP②|予算とリソースの確保
予算とリソースの確保は、オウンドメディアの立ち上げと運用を円滑に進めるために不可欠です。
まずはじめに、サイト構築費用、コンテンツ制作費、運用費用など、必要な予算を項目ごとに洗い出し、全体予算を算出しましょう。
予算が算出できたら、以下の業務に必要な人員を確保し、それぞれの役割分担を明確にすることで、分業化された運用体制を構築します。
オウンドメディアの業務内容
- コンテンツ制作
- 編集
- デザイン
- マーケティング
さらに、社内の専門知識やスキルを活用することで、コンテンツの質を高めたり、費用を抑えたりすることも可能です。社内で対応しきれない場合は、必要に応じて外部の専門家や制作会社に協力を依頼することも検討しましょう。
STEP③|サイト設計及び構築の実施
サイト設計及び構築は、オウンドメディアの基盤となる重要な業務です。
ユーザーが使いやすいようにサイトの構造やナビゲーションを設計し、メディアのコンセプトやターゲット層に合わせたデザインを作成、コンテンツの管理や更新を効率的に行うためのCMSを選定・導入します。
そして、デザインに基づいてサイトのコーディングを行い、最後に公開前にサイトの動作や表示などをテストします。
STEP④|コンテンツ制作のスケジュールの決定
コンテンツ制作のスケジュールは、メディアの運用をスムーズに進めるために重要です。
どのようなコンテンツをいつまでに制作するのか、具体的な計画を作り、各コンテンツの担当者と納期を決定し、全員で共有できるスケジュールを作成しましょう。
STEP⑤|コンテンツ制作マニュアル作成
コンテンツ制作マニュアルは、コンテンツの品質を安定させて、効率的な制作を行うために必要な作業です。
具体的には、以下のような要素をマニュアルとして整えることが重要です。
記事の構成 | タイトル、見出し、本文など、記事の基本的な構成を定義します。 |
文章のトーン | メディアのコンセプトやターゲット層に合わせた文章のトーンを定めます。 |
キーワード選定 | SEO対策として、適切なキーワードを選定します。 |
画像の使用 | 画像の使用に関するガイドラインを定めます。 |
校正と校閲 | コンテンツの品質を確保するための校正と校閲のプロセスを定義します。 |
STEP⑥|各種チームメンバーへの目的共有
各種チームメンバーへの目的共有は、メディアの成功に向けてチーム全体で協力体制を築く上で不可欠です。
メンバー全員が目的と目標を深く理解することで、認識のズレが解消され、作業の手戻りが減少します。さらに、メンバー全員が同じ方向を目指して進むことができるため、モチベーションの維持・向上にもつながり、チーム全体の効率的な活動が促進されます。
その上で、各メンバーの役割と責任を明確化し、協力体制を確立することが重要です。定期的に進捗状況や問題点を共有し、メンバー間のコミュニケーションを活発化させることで、円滑な情報共有を実現しましょう。
STEP⑦|メディアの公開
メディアの公開は、いよいよオウンドメディアを世に送り出す段階です。
まずメディアの公開に必要なドメインを取得し、サーバーを設定します。その上で、構築したサイトをサーバーにアップロードします。
次に、公開前にサイトの動作や表示などを最終チェックし、問題がないことを確認したら、公開することができます。
公開が完了したら、メディアの公開をSNSやメールマガジンなどで告知し、ユーザーへの周知を行いましょう。プレスリリース等での告知をしても良いでしょう。
STEP⑧|コンテンツ制作の開始
事前に作成したスケジュールに沿って、コンテンツ制作を進め、定期的に公開しましょう。その後はアクセス解析などを行い、コンテンツの効果を測定し、改善を繰り返します。
検索エンジンからの流入を増やすためにSEO対策を行い、またSNSを活用して、コンテンツの拡散を促進しましょう。
オウンドメディアの立ち上げにかかる費用相場と内訳
オウンドメディアの立ち上げには、様々な費用がかかります。ここでは、主な費目とその相場について解説します。
費目 | 費用相場 |
---|---|
サイト構築費用 | 50万円〜100万円 |
初期SEO対策費用 | 5万円〜50万円 |
コンテンツ制作費 | 中小企業に依頼した場合は1記事あたり20,000円〜50,000円大企業に依頼した場合は10万円前後 |
デザイン費 | 5万円から50万円 |
費目①|サイト構築費用
サイト構築費用は、メディアの規模や機能、デザインなどによって大きく異なります。
ドメイン取得費用、サーバー費用、CMS導入費用、デザイン費用、コーディング費用などが含まれます。
50万円〜100万円が一般的ですが、機能次第では青天井になるので高値になりすぎないように注意しましょう。
費目②|初期SEO対策費用
初期SEO対策費用は、キーワード調査、コンテンツ最適化、被リンク獲得など、初期段階で行うSEO対策にかかる費用です。
初期設計のみをSEOコンサル会社に発注する方法もあり、5万円〜50万円程度が一般的と言われています。
費目③|コンテンツ制作費
コンテンツ制作費には、記事の作成を外部のライターに依頼する場合の費用、記事作成のために取材が必要な場合の費用、記事に掲載する写真や画像の費用などが含まれます。
記事制作費は、ディレクションまで代行する場合とライターのみ外注する場合で単価が異なります。
ディレクションまで代行する場合は、中小企業に依頼した場合は20,000円〜50,000円、大企業に依頼した場合は10万円近くなると言われています。
ディレクションは内製しライターのみ外注する場合は5,000円〜20,000円程度が一般的です。
また、画像制作費は、1枚5000〜1万円(内容次第ではそれ以上になることもあり)が一般的と言われています。
ディレクターやライターの質は、コンテンツの品質に直結します。そのため、社内に良い人材がいない場合はプロに外注することをおすすめします。
しかし、外注しようとしても中々良い人に出会えないという話はよく耳にします。そんな方は、ミライトマッチTEAMSを活用してみてはいかがでしょうか?
ミライトマッチTEAMSは、SEOをはじめとしたWebマーケティングの専門家とライターがチームを組み、確度の高いオウンドメディア運用を代行するサービスです。
オウンドメディアの知見はないが、コンテンツを活用したマーケティング施策を進めたいという方にはぴったりのサービスです。ミライトマッチTEAMSに興味がある方は、ぜひ資料請求をご検討ください。
費目④|デザイン費
デザイン制作費は、Webサイトのデザインを作成するための費用です。
Webサイトの顔となるトップページのデザインを作成するための費用、記事ページ、お問い合わせページなど、下層ページのデザインを作成するための費用、Webサイトに掲載するバナーのデザインを作成するための費用、Webサイトに掲載するロゴのデザインを作成するための費用などが含まれます。
デザイン制作費は、Webサイトのデザインの複雑さやデザイナーのスキルなどによって異なりますが、5万円から50万円程度が一般的です。
オウンドメディアの体制構築に必要なメンバー
オウンドメディアを成功させるためには、適切な役割分担と連携が欠かせません。ここでは、オウンドメディアの体制構築に必要となる主なメンバーを紹介します。
それでは、それぞれのメンバーについて詳しく見ていきましょう。
メンバー①|プロジェクトマネージャー
プロジェクトマネージャーは、オウンドメディア立ち上げプロジェクト全体の責任者です。
プロジェクトの目標達成に向けて、計画策定、進捗管理、予算管理、メンバー間の調整などを行います。円滑なコミュニケーションとリーダーシップを発揮し、プロジェクトを成功へと導く重要な役割です。
また、マーケティングの知識はもちろん、内部SEO的なエンジニアリング的な知識、UI/UXデザインの知識など幅広い知識が求められるポジションです。
メンバー②|ディレクター・編集者
ディレクター・編集者は、オウンドメディアのコンテンツ制作を統括する役割です。
コンテンツの企画立案、ライターへの指示、原稿の編集・校正、公開スケジュールの管理などを行います。コンテンツの品質管理やSEO対策にも深く関わり、オウンドメディアの目標達成に貢献する仕事です。
オウンドメディアは、コンテンツの品質次第で成果が大きく変わってきます。ディレクターは、記事の品質担保を 行う ポジションであり、その重要性は非常に高いと言えるでしょう。
メンバー③|ライター
ライターは、オウンドメディアの記事コンテンツを執筆する役割です。
専門知識やライティングスキルを活かし、読者のニーズに応える質の高い記事を作成します。SEO対策を意識したキーワード選定やライティング、読者の共感を呼ぶ文章表現などが求められます。
ライターは、コンテンツの品質を左右する重要な存在ですが、「なかなか良いライターに出会えない」という企業様の声をよく耳にします。
ミライトマッチには、特定業界への深い知識や薬機法などの法律に対応できる専門知識を持つなど、多様なスキルセットを備えた約2,500名のライターが登録しています。また、ミライトマッチのコンシェルジュが、企業のニーズや案件の内容に合わせて、最適なライターを選定してくれます。
読者のニーズに応え、メディアの方向性に見合ったコンテンツ制作を実現するためにも、ぜひミライトマッチで理想のライターを探してみるべきです。
メンバー④|監修者
監修者は、コンテンツの正確性や専門性を担保する役割です。
専門知識を持つ社内外の専門家や有識者に依頼し、記事内容のチェックやアドバイスを行います。特に、専門性の高いテーマや信頼性が求められる情報を取り扱う場合は、監修者の存在が重要となります。
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記事監修の依頼相場|依頼方法や専門家の探し方について徹底解説。
特にGoogleは、E-E-A-Tという概念を提唱しており権威性や専門性、信頼性を非常に重視しています。
Google の自動システムは、さまざまな要因に基づいて優れたコンテンツをランク付けするように設計されています。関連するコンテンツを特定した後、最も役に立つと判断されたコンテンツに高い優先順位を付けます。そのために、どのコンテンツが、エクスペリエンス(Experience)、高い専門性(Expertise)、権威性(Authoritativeness)、信頼性(Trustworthiness)、すなわち E-E-A-T の面で優れているかを判断するための要素の組み合わせを特定します。
引用元:有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成 | Google 検索セントラル
財務系のメディアでしたら、簿記や公認会計士等の資格保有者を招聘することも有効でしょう。また、キャンプメディアであればヘビーなキャンパーを監修者としてアサインしても良いでしょう。
メンバー⑤|デザイナー
デザイナーは、オウンドメディアの視覚的な表現を担当します。
サイトデザイン、バナー作成、画像加工など、ユーザーの目を引き、ブランドイメージを伝えるデザインを作成します。また、コンテンツの視覚的な訴求力を高めるためにイラストなどを作成することもあります。
メンバー⑥|エンジニア
エンジニアは、オウンドメディアのWebサイト構築やシステム開発を担当します。
CMSの導入、テーマのカスタマイズ、プラグインの開発、サーバー管理など、技術的な側面をサポートします。また、Webサイトのセキュリティ対策やパフォーマンス改善に取り組むことも仕事の1つです。
また、サイト内部のSEO等に課題が発生しないように、SEOの知見を持つエンジニアをアサインできると非常に強いでしょう。
オウンドメディアの体制構築に必要なもの
オウンドメディアの体制構築には、適切なツールや資料も必要です。ここでは、必須となる5つの要素を紹介します。
▼オウンドメディアの体制構築に必要なもの
- 必須①|キーワード分析ツール
- 必須②|メディア戦略設計資料
- 必須③|キーワードリスト
- 必須④|コンテンツ管理表
- 必須⑤|コピペ・校正ツール
それでは、それぞれのツールや資料について詳しく見ていきましょう。
必須①|キーワード分析ツール
キーワード分析ツールは、検索ユーザーがどのようなキーワードで検索しているのかを調査するためのツールです。具体的なツールとしては以下のようなツールがあります。
適切なキーワードを選定し、コンテンツに盛り込むことで、検索エンジンからの流入を増やし、オウンドメディアへのアクセス数を向上させることができます。
必須②|メディア戦略設計資料
メディア戦略設計資料は、オウンドメディアの目的、ターゲット、コンテンツの方向性、KPIなどをまとめた資料です。
プロジェクトメンバー全員が共通認識を持ち、目標達成に向けて協力するために必要不可欠なものと言えます。
必須③|キーワードリスト
キーワードリストは、オウンドメディアで使用するキーワードをまとめたリストです。コンテンツ作成の際に、SEO対策を意識したキーワード選定を行うために活用します。
ディレクターがキーワード選定を実施する際に用意しておくことが重要です。
必須④|コンテンツ管理表
コンテンツ管理表は、コンテンツの企画、作成、公開、効果測定などを管理するための表です。
コンテンツ制作の進捗状況や、各コンテンツのKPI達成度などを一元管理することで、効率的な運用を実現します。こちらも主にディレクターが活用します。
必須⑤|コピペ・校正ツール
コピペ・校正ツールは、コンテンツの品質管理をサポートするツールです。
コピペチェックツールは、他のWebサイトからの盗用や著作権侵害を防ぎ、コンテンツのオリジナリティを確保します。
などのツールが一般的です。
校正ツールは、誤字脱字や文法ミスなどをチェックし、コンテンツの品質向上に貢献するため必ず活用しましょう。
オウンドメディアで勝ち上がるためのポイント
競争の激しいオウンドメディア市場で勝ち上がるためには、戦略的な取り組みが必要です。ここでは、成功に導くための5つのポイントを紹介します。
▼オウンドメディアで勝ち上がるためのポイント
- ポイント①|CVに近いコンテンツから制作を進める
- ポイント②|コンテンツの品質を高く保つ編集体制を構築する
- ポイント③|SEO対策されたCMSを導入する
- ポイント④|ターゲットを明確にする
- ポイント⑤|半年間は当初の戦略を実行し効果検証をする
それでは、それぞれのポイントについて詳しく確認しましょう。
ポイント①|CVに近いコンテンツから制作を進める
オウンドメディアの最終的な目標は、コンバージョン(CV)を獲得することです。
そのため、まずはCVに近いコンテンツ、つまり、商品購入や資料請求、問い合わせなど、具体的な行動を促すコンテンツから制作を進めることが重要です。
これらのコンテンツを通じて、見込み顧客を獲得し、育成していくことができます。
ポイント②|コンテンツの品質を高く保つ編集体制を構築する
コンテンツの品質は、オウンドメディアの価値を大きく左右します。
読者の信頼を得て、ファンを増やすためには、質の高いコンテンツを提供し続ける必要があります。
そのためには、専門知識やライティングスキルを持ったライターを確保し、編集者による厳格なチェック体制を構築することが重要です。
ポイント③|SEO対策されたCMSを導入する
SEO対策は、オウンドメディアへのアクセス数を増やす上で欠かせません。
SEOに強いCMSを導入することで、コンテンツの検索順位を向上させ、より多くのユーザーに情報を届けることができます。
この点を怠ると成果が出にくくなってしまうため、慎重にテーマ選びを行いましょう。
また、CMSを導入したあとに選ばなければならないのが「テーマ」です。WordPressの無料テーマは、LuxeritasやLightningなど多岐にわたりますが、中でもCocoonは特におすすめです。操作性が良く、検索した時の情報量も他のテーマと比べて圧倒的に多い点が魅力です。
Cocoonは有料級の機能が完全無料で使えるだけでなく、表示速度が速く、デザインテンプレートも充実しています。
一方、有料テーマを活用する場合、ブランディングを目的としないのであれば、SEO対策が施されており、運用も楽なSWELLがおすすめです。カスタマイズをしなくても、高いレベルでSEO対策がなされたサイトを構築できます。
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オウンドメディア構築の全体像|運用まで見越した費用相場と成功事例を紹介。
ポイント④|ターゲットを明確にする
誰に向けて情報発信するのかを明確にすることは、オウンドメディアの成功に不可欠です。
ターゲットとする顧客層の年齢、性別、興味関心、悩みなどを詳細に分析し、ペルソナを設定しましょう。
ペルソナ設計に必要な項目
- イメージ
- ペルソナ名
- 年齢
- 性別
- 職業
- 居住地
- 家族構成
- 趣味
- 性格
- 価値観
- ライフスタイル
- 時計情報
- 課題/悩み
- ニーズ
- 情報収集方法
- 意思決定ポイント
ペルソナを設定することで、ターゲットに響くコンテンツを作成することができます。途中でぶれてしまう企業が多く、そのどれもが成果を出せていないので、しっかり半年間はやり切りましょう。
ポイント⑤|半年間は当初の戦略を実行し効果検証をする
オウンドメディアの成果が出るまでには、時間がかかる場合があります。少なくとも半年間は、当初の戦略を継続し、効果検証を行いましょう。
アクセス解析ツールなどを活用して、アクセス数、コンバージョン数、ユーザーの行動などを分析し、改善点を見つけ出すことが重要です。
実際にオウンドメディアの運用をしてみると分かりますが、最初の3ヶ月は無風状態が続くのが一般的です。
多くの企業はここで撤退してしまいますが、ここで踏ん張れるかどうかが今後の成功を大きく左右します。諦めずに効果検証を続け、改善を重ねていきましょう。
オウンドメディアの立ち上げ成功事例を紹介
ここからは、実際にオウンドメティアを立ち上げて成功した事例を4つご紹介します。
▼オウンドメディアの立ち上げ成功事例を紹介
- 事例①|人事ZINE|Offer Box
- 事例②|読みもの|北欧、暮らしの道具店
- 事例③|LIGブログ|コンテンツマーケ支援
- 事例④|SAKIYOMI|インスタグラム支援
それでは、それぞれの事例について詳しく見ていきましょう。
事例①|人事ZINE|Offer Box
株式会社i-plugが運営するダイレクトリクルーティングサービス「OfferBox」のオウンドメディア「人事ZINE」は、新卒採用に悩む人事向けのメディアとなっています。
SEOに特化した記事だけでなく、生の声を届けるインタビュー企画など、読んでいて面白いコンテンツが充実している点が魅力です。
また、CVポイントにおいては50以上のホワイトペーパーを用意しており、緻密なCV戦略を実行しているメディアと言えるでしょう。
CV導線構築に課題を抱えている企業にとって、人事ZINEは学ぶべき点が多くあります。
事例②|読みもの|北欧、暮らしの道具店
株式会社クラシコムが運営する「北欧暮らしの道具店」は、独自の世界観のライフスタイルメディア・通販サイトです。
スタッフは約8割が元顧客と言われており、圧倒的に深い顧客理解が生み出すコンテンツが特徴です。 顧客と趣味や嗜好が近いスタッフが、顧客のニーズを汲み取った上でのコンテンツ制作や商品開発が強みと言われています。
もちろん、SEO対策を意識しつつ、リピーターが楽しめるコンテンツをふんだんに盛り込んだ事例です。
また、130万以上のフォロワーを有する公式Instagramアカウントなど、SNSアカウントの運用も積極的に行なっており、YouTubeを皮切りにWEBドラマとしてはじまったオリジナル短編ドラマ『青葉家のテーブル』など、映像制作まで手を広げています。
事例③|LIGブログ|コンテンツマーケ支援
株式会社LIGのブログは、オウンドメディアの元祖とも呼ぶべきメディアであり、数々の面白い記事で話題を呼んできました。
伝説のウェブデザイナーを探すために社長がスーツのまま砂に埋まったり、社員が結婚相手を募集して実際に結婚したりと、面白い内容の記事をフックに認知を集め、会社のことを多くの人に理解してもらう、注目度の高いオウンドメディアです。
もちろん、こうした「おもしろい」記事があるのもLIGの特徴でもありますが、SEOを意識した堅実なコンテンツも高いレベルで制作されています。
事例④|SAKIYOMI|Instagram支援
SAKIYOMIは、Instagram支援事業を行っている株式会社SAKIYOMIが運営するメディアです。
Instagramを伸ばすための秘訣が幅広く紹介されており、SEOの順位の高い記事も多岐にわたります。また、SEOコンテンツだけでなく、「Instagram集客の教科書(オウンドメディア)」は、ネット上でも大きく話題を呼んだホワイトペーパーです。
このように、SAKIYOMIはリード獲得に向けてSEOでの集客だけでなく良質なCVポイントの構築にも成功している好例と言えるでしょう。toB向けのリード獲得を目指す企業にとって、非常に多くの参考になる点が詰まっているメディアです。
まとめ
今回の記事では、オウンドメディア立ち上げを成功に導く具体的な8つの手順や費用相場と内訳、体制構築に必要なメンバーとツール、オウンドメディアの立ち上げ成功事例など幅広くご紹介しました。
オウンドメディアの立ち上げを成功させるには、高品質なコンテンツを作るディレクターやライターの存在が不可欠です。
もし、オウンドメディアの運用でスキルセットのあるメンバーがいないことに悩んでいる担当者の方は、ぜひミライトマッチTEAMSをご検討ください。
ミライトマッチTEAMSは、SEOに対して知見のある専門家と、各業界への造詣が深いライターがタッグを組んで貴社のオウンドメディア運用を巻き取ってくれます。
成果を出すためにもぜひミライトマッチTEAMSをご検討ください。
監修者プロフィール
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【プロフィール】
・新卒でアクセンチュア株式会社に入社し、2019年に株式会社IT&Pluckticeを創業
・SEO記事制作現場におけるマッチングの課題感を解決すべく、ライティング人材に特化したマッチングサービス「ミライトマッチ」を立上げ・運営
【実績】
・Webマーケ会社にて、複数SEOメディア事業の立ち上げ、収益化に貢献
・2021年に「ミライトマッチ」をリリースし、1900名以上のフリーランスを集客。企業と人材のマッチング率は約90%を誇る
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